style of life
移りゆく時を楽しむ家
星を眺め、月を愛でる。
その一瞬一瞬が、家族のアルバム。
自然とモダンが融合する暮らし
白い壁とレッドシダーのコントラストが印象的な外観。玄関で出迎えてくれるのは、キャンプ用品のディスプレイ。キャンプ好きで、2週間に1度くらいはキャンプに出かけるというアウトドア指向のご家族だ。リビングから見えるウッドデッキでは、ご近所の方々や友人とのバーベキューを楽しんだり、お嬢様とブルーベリーの実を積んだり、夏にはプールと、ご家族の暮らしに欠かせない空間のひとつとなっている。
時に庭であり、時にリビングの一部になるウッドデッキに面した窓は、大きな2枚のガラス。視線を遮る枠が少ない分、外の自然がシームレスに屋内とつながっている印象だ。「雑誌で住工房さんの家を見た時、まず自然とモダンが共存しているスタイルに惹かれました」。国産ヒノキの床、白をベースにウッドをポイント使いした室内は、そのバランスによって余計な主張のない、居心地の良い空間となっている。
家族それぞれにお気に入りの場所
吹き抜けになったリビング上方の窓を指差しご主人が話してくれた。「あの窓から星を眺めるのが好きなんです。ソファのカウチ部分に寝転ぶように座ると、ちょうど夜空が見えるんです。ここが私のお気に入りの場所です」。もうひとつのお気に入りは浴室。「夕方入浴すると、空が夕日に染まって綺麗なんです。外に紅葉を植えたんですが、秋には日々色づく様子を眺めます。子供と入浴すると『パパ見て、お月さまだよ』なんて、この家を作る前にはなかった会話だな、と」。
そのお嬢様は、リビングに置いたハンモックに座ってTVを見るのがお気に入りなのだとか。最近はテレワーク中心という奥様が仕事をするのは、ダイニングテーブル。「ここで仕事をしていると、1日の陽の移り変わりが感じられるんですね。オフィスで仕事をしていると季節って感じられないので、それが感じられる贅沢さを味わっています」。
暮らしやすさはNo1
これまで群馬県、東京都、埼玉県と、様々な土地に暮らしてきた経験があるというご主人。「ここが一番暮らしやすいですね。住宅地として大規模開発された場所だけに、買い物、病院、保育園や学校、すべて揃っていますし、開けた平坦な土地で高いビルもないので空が広いです。今は鹿島に車通勤していますが、朝夕ともスムーズで、1時間くらいです。でも家の居心地がいいので、私も家で仕事したいなと思うことがありますね」。
奥様が通勤していた日本橋へも電車で50分弱という立地。都心への通勤も可能な自然多い土地として、移住してくる人が多いのも納得です。「ここに家を建ててからランニングをしていますが、道路は整備されていて交通量も多くないので走りやすいんです。」暮らしを心から楽しんでいる様子は、ご主人の笑顔が雄弁に語っている。