場所は街から少し離れた閑静な住宅街で、道路を挟んだ向かい側には大きな公園がある。街や駅に出るには車が必要になるが、街よりも自然が近くにある環境だ。文明的な暮らしの中でも、プラン、素材などの工夫によって、最大限に自然の恩恵を受け入れる住宅を目指した。
中庭をコの字型で囲んだ平屋としている。中庭に面した開口部は木製の全開口サッシで、開け放つことでリビングと中庭が一続きになる。プライバシーを守りつつ、積極的に外部環境を取り込む構成とした。
2024.01.06
TECTURE MAGに掲載されました。
以下、抜粋したものをご案内します。
【竜角寺の家/国産無垢材が自然との距離を近づける住空間】
場所は街から少し離れた閑静な住宅街で、道路を挟んだ向かい側には大きな公園がある。街や駅に出るには車が必要になるが、街よりも自然が近くにある環境だ。文明的な暮らしの中でも、プラン、素材などの工夫によって、最大限に自然の恩恵を受け入れる住宅を目指した。
中庭をコの字型で囲んだ平屋としている。中庭に面した開口部は木製の全開口サッシで、開け放つことでリビングと中庭が一続きになる。プライバシーを守りつつ、積極的に外部環境を取り込む構成とした。
≪記事本文より≫
施工では大型パネル工法を採用しています。大型パネル工法は、あらかじめ工場で壁、天井をそれぞれ一定の大きさまで組み上げてから現場に搬入するので、サッシの取り付けなどは足場の安定した工場内で完結。工期短縮のみならず、高齢化する大工業界に対する新たな策として採用しています。